市長の活動日誌(平成28年11月)
更新日:2016年11月29日
11月の活動の一部をご紹介します
平成28年11月5日(土曜)
第2回八国山芸術祭 「ドリアン助川さんと詩を創ろう」
本日は、第2回八国山芸術祭 特別イベント「ドリアン助川さんと詩を創ろう」を開催しました。
日ごろ様々な表現活動をしている子ども達、若者達に発表の場を提供するだけでなく、文化・芸術の第一線で活躍しているアーティストの方に ワークショップ等を開催して頂き、子ども達、若者達に表現活動の楽しさ、創作の歓びを体験してもらう特別イベントを合わせて開催することといたしました。
記念すべき第1回の特別イベントには、小説『あん』の作者で詩や音楽、舞台など多方面でご活躍中のドリアン助川さんを講師にお招きし、参加した小学4年生から大学生までの約40名の子ども達、若者達に詩作の手解きをして頂きました。シュルレアリストであり詩人であるアンドレ・ブルトンが用いたプチパピエという技法を使って生徒全員で即興の詩を作り、また当市に在住していた草野心平さんの詩を朗読され、子どもたちに詩の魅力を伝えていただきました。最後には各々が自作した詩を発表しました。
最初こそ遠慮がちにしていた子ども達、若者達が徐々に目を輝かせ、一生懸命自分の心から言葉を紡ぎ、詩作に打ち込む姿を目の当たりにして、こうした創作のワークショップを開催して本当に良かったと思いました。中にはドリアン助川さんを唸らせるような詩を書く小学生もいて、数年後がとても楽しみです。
今回子どもたちが作った詩は今月26日土曜日に中央公民館で開催する第2回八国山芸術祭にて展示する予定です。
芸術際では、市内の生徒たちによる様々な発表も行われますので、是非多くの皆様にお越し頂ければと思います。
(注釈)
シュルレアリスト=超現実主義的な芸術形態
アンドレ・ブルトン=フランスの詩人、文学者
参加者と集合写真(前列左から)渡部市長、ドリアン助川さん、森教育長
子ども達と一緒に
平成28年11月17日(木曜)
ハンセン病×ファッション×アート展
本日は、全生園にある国立ハンセン病資料館で開催中の「ハンセン病×ファッション×アート展」を拝見しました。
この展覧会は、10月に開催された「東京コレクション」でデザイナーの鶴田能史さんが開催したハンセン病をテーマにしたファッションショーで発表された衣装などが展示されています。
鶴田さんは障がいのある方でも着脱しやすいようボタンをマグネットにしたり、ファスナーに大きなリングを付けたりと様々な工夫をされ、なおかつお洒落に見える服づくりをされておられます。私が着ているのは鶴田さんデザインの点字でメッセージが書かれたジャケットです。
東京コレクションにモデルとして出演した、ハンセン病回復者の槙ミヨさんは、「これまで悲しいことばかりだったが、ファッションショーに出演してうれし涙が出た」と語り、大変喜んでおられました。
点字デザインのジャケットを着てポーズ
ハンセン病回復者の槙さんと
【点字ジャケットの意味】
思いやり 笑顔 みらい ゆめ きぼう ありがとう ほほえみ
デザイナーの鶴田さん
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