土地の税金の算出例
更新日:2022年4月1日
土地の税金は次のように算出されます。土地の税金の仕組みはこちらをご覧ください。
ここでは、固定資産税についての計算になりますが、都市計画税も同様の計算方法になります。
住宅用地の算出例
以下の土地の固定資産税額の求め方
- 住宅用地100平方メートル
今年度評価額 15,000,000円
前年度課税標準額 1,800,000円
- 住宅用地は、1戸につき200平方メートルまで小規模住宅用地になるため、100平方メートル全てが小規模住宅用地の課税標準額の特例(6分の1)を受けられます。
- 負担水準を求めます。(前年度課税標準額と今年度評価額との比較を行います。)
負担水準 = 前年度課税標準額÷(今年度評価額×住宅用地等特例率)
= 1,800,000円÷(15,000,000円×1 / 6) = 0.72 = 72% - 負担水準が100%未満のため、前年度課税標準額に今年度評価額×住宅用地等特例率×5%分を加えた額が今年度課税標準額になります。
今年度課税標準額 = 前年度課税標準額+(今年度評価額×住宅用地等特例率×5%)
= 1,800,000円+(15,000,000円×1 / 6×5%)
= 1,800,000円+125,000円
= 1,925,000円 - 今年度課税標準額に税率を掛けた額が今年度の税額になります。
固定資産税額 = 今年度課税標準額×税率
= 1,925,000円×1.4%
= 26,950円
商業地等(非住宅用地)の算出例
以下の土地の固定資産税額の求め方
- 非住宅用地100平方メートル
今年度評価額 15,000,000円
前年度課税標準額 7,500,000円
- 負担水準を求めます。(前年度課税標準額と今年度評価額との比較を行います。)
負担水準 = 前年度課税標準額÷今年度評価額
= 7,500,000円÷15,000,000円 = 0.50 = 50% - 負担水準が60%未満のため、前年度課税標準額に今年度評価額×5%分を加えた額が今年度課税標準額になります。
今年度課税標準額 = 前年度課税標準額+今年度評価額×5%
= 7,500,000円+15,000,000円×5%
= 7,500,000円+750,000円
= 8,250,000円 - 今年度課税標準額に税率を掛けた額が今年度の税額になります。
固定資産税額 = 今年度課税標準額×税率
= 8,250,000円×1.4%
= 115,500円
(注記)令和4年度に限り、商業地等(負担水準が60%未満の土地に限る)の令和4年度の課税標準額を、令和3年度の課税標準額に令和4年度の評価額の2.5%(現行5%)を加算した額 (ただし、当該額が、評価額の60%を上回る場合には60%相当額とし、評価額の20%を下回る場合には20%相当額とする)となります。
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